伊達巻もの

みたもの触れたものをとにかく残してみる雑記

むらさきの

今週のお題「わたしの好きな色」

幼い頃から、一番ではないものの、何故だか好きが続いているのが、薄紫色。
ピンポイントの色ではなくて、ピンクよりから青よりまでのトータルで。

だから紫陽花の色がたまらなく素敵に見える。
4歳の頃、おめかし用の服をめぐって母と大喧嘩(もっと赤やらピンクを着て欲しかったらしい)しつつも薄紫にこだわった。
72色の色鉛筆から、選抜するときは、まあ使わないと分かっていても二色ほど入れてしまう。

とはいえ、一番好きな色としては答えたことがそういえばない。
ピンクだったり緑だったり。
今も、口頭なら青と答えるところ。
無意識に惹かれるからか、なんとなく

贔屓パワー

私の贔屓は、凪様こと雪組の彩凪翔さんです。以前の記事の通り。

各組に好きなジェンヌさんはいるし、写真もちょこちょこ買ってはいるのだけれど、

贔屓ってまたそこと別枠なのです。落ちて初めて知った。

落ちた、って表現がぴったり。

好きなジェンヌさんできた?

と好きな人できた?と全く同じノリで先輩ファンに聞かれた理由がよくわかる。

ある時を境に、その舞台を観たときに感じる幸せ度がぐっとあがって、

公演中でないときは、ファン垢やら過去の映像やらを心の拠り所にせずにいられなくなる。いわゆるロス状態に陥る。

気持ちのやり場に困って、これは伝えるしかない!

となり、お便りを出す。

綺麗になりたい欲もでてくる。

お茶会にお見合いか記念日デート並みにめかしこんでいくの、

今ならめっちゃわかる。

恋とほぼ同じ感覚と思えるのだけれど、

リアルの彼への気持ちも勝るとも劣らない熱量で持てている、

というのが、自分ごとながら面白いと思うのです。

浮気になるのか?笑

ともかく、壬生レボが楽しみでたまらない。

ただその前に、

前回幸運にもずんちゃん(桜木みなと)に視線頂けたので

オーシャンズ11、もう一度観に行かな。と。

20世紀号に乗車してきた

とにかくきぃちゃん(真彩希帆)がすごい!

パワフルで、表情もビジュアルもひたすら可愛くて。
きぃちゃんは演じる役どれも(※とはいえ、ひかりふる路が宝塚初観劇です)
めっちゃハマり役だと感じる。
クリスティーヌ越えるのあるかな思ってたけど、
ヴェロニク!!
ブロンドもめっちゃ似合ってはった。
だいきほコンビ尊い

のぞみさん(望海風斗)のナチュラルイケオジを中心に、まなはるさん(真那春人)、あーさ(朝美絢)は安定の三銃士で笑
あーさのショレ、オーウェンのがめついジャンル、だんだんクセになってきた笑
あと、のぞみさんのアクセントでくる真顔が大好き。

で、見事に光をまとって登場の(贔屓フィルター差し引いても!)
車掌の翔ちゃん(彩凪翔)。
可愛いポーターズとのタップも素敵制服も、
普通のメイクなのに年長感まとう動きも、
かっちょいいアナウンスも、
ここ20世紀号です、宝塚ですを思い出させてくれる。
凪様をここに配置するて、
原田せんせやっぱよく分かってはる。

フィナーレ、巷の噂どおり、凪様がほんとに全階視線投げてきてはりましたよ。
2回目は全体観よう思ってたのに、結局ロックオンしてしまいました。

かなり楽しみにしていたはずなのに
現地に着いても全然気持ちが盛り上がらなくて。
原因は多分箱の違いだと。
東急シアターオーブでしたが、劇場の機能は良いのだろうと思うけど、
都会的なデザインが、景色とは一体感あるけど平日感と冷たさを感じるし、
空間あるくせに導線複雑すぎるしで、
私は二回行っても好きになれなかった。
ということで、
あの絨毯ばりの劇場自体も大事な要素だなあと実感しました。まる。

20世紀号公演、あと一週間頑張って下さい✨✨
全力の咲ちゃん(彩風咲奈)が怪我しないか心配なってきました笑

ファントム観劇ラスト

まさかもう一度最後にS席で観られるなんて。
誘って頂いた先輩に心から感謝です。

年明け、実家から戻って翌日に観に行ってから、
演出と曲と振りと、作品に丸ごと惚れ込んで、
役替わりで理想な伯爵を初めて観てから、凪様に惚れ込んで、
続いて従者の格好良さから目が離せなくなって。
2月に入ってからは、生の舞台ならではの回ごとの違いに感激して。
今日はエリックが気持ち強めでした。これも舞台に引き込まれる感じがあって凄く良かった!

何度観ても大好きなのは、ビストロ後からの失恋×2シーンと回想後の群舞。
前者はシャンドンとクリスティーヌのかみ合わなささが、洒落た音楽ですっきりまとめられているところで、
二人それぞれのキャラがばちっと説明されてる。
そしてとにかく伯爵がまーぶしいばーかーりーさっ。(とこちらが言いたい。)
そこからの、花束もったエリック。
クリスティーヌの影がわしゃわしゃ出てきて、エリックと動きがリンクするのが、映像も合わせて、
ファンタジーな世界に生きるエリックならではの
(嫉妬じゃなくて、ただただ喪失というか)
心象風景だなと、迫力と説得力がある。

後者は、振付が大好き。踊りたい、あの身体能力つけたい、と思う。
エリックが両親以外とほぼ関わりが無かったことを考えると、仮面の踊り手に囲まれる感じが今ひとつピンとこないところがあるものの(黒子っぽくなるからやっぱり必要なのか、、)、
真っ白な衣装で、苦悩おりゃーな手足全部離陸が中でもとにかく格好いい。

おかげさまで、2019年は思い出いっぱいの濃いスタートを切れました。
明日の千秋楽、応援してます!
ささ、宝塚は月1のペースに戻して勉強とフラメンコに注力しよう。

折り畳み傘の条件

折り畳み傘の条件として、
重さ、大きさ、デザイン、機能、値段、どれよりも大事なのは、
乾きやすさ
だと学びました。今さっき。

長さは55cm以上、黒色以外、というのは外せなくて、ひたすら迷い続けた結果、
興味本位で決めたのが、
速乾、ひとふりで乾く、
というもの。

これが、本当に乾いたのです。
結構濡れてても、一振りすれば、カバーも無しでカバンに入れられる。
これ、クオリティー of 移動がぐっと上昇する。

骨が丸ごと外れるという、衝撃の壊れ方でお別れした先代から1ヶ月。
これはもう運命と呼びたい。

宝塚の話

職場の方に「ひかりふる路」を連れて行ってもらってから、早二周り。
住む場所変われども、変わったからこそ?
当日券並びが習慣化するまでになった。

何がいいか、と聞かれると、
前は、
「男性アイドルと女性アイドルを同時に応援できるお得感」
とか、
「誰見ても何見ても美しいところ」
とか言ってたけど、
今は、それに加えて、
観たいときに(朝起きれば)観られるところ、
(安いから)回ごとに変わる舞台のナマモノ感を楽しめるところ、
推しをみつける、みつめる幸せ、
随所に漂う女子校のがさつなノリ、
頑張る同年代、
続く続く。

ファントムロスになりそうで怖い。
DVD 買わない主義があっさり崩れそう。
それにしても、たまには防寒じゃなくて
綺麗な服で観劇したいもの。。

雪組ファントムに夢中

です。今月、特に先週、凪様(彩凪翔)の写真集を買ってからというもの。

ついにスマホのロック画像の朔太郎の座も、凪様へ。

 

ファントムは、始まる前から期待度高かったのに、

観たらそれを軽々と越える良さなのです。

よう歌えるなあ、と毎度感心してしまう、複雑で格好いい楽曲、

量が適度で見やすい、かつ、説得力のある演出、美術、

しつこすぎない、自然な台詞と歌詞、

そもそものお芝居としても見応えがあって好きです。

そして、

美し過ぎるファントムこと

だいもん様(望海風斗)のエリックの可愛さが切なくて、

きいちゃん(真彩希帆)クリスティーヌの驚きのリアリティが可愛くて、

咲ちゃん(彩風咲奈)歌が上手くなってて、キャリエールの安定感も絶妙、

組子さんのコーラスも明らかレベル上がってるし。

 

特に役変わりは全然キャラが変わってて楽しい。

個人的にはAパターン派かも。

シャンドンのイメージが凪様の役作りの方だったのと、

あーさ(朝美絢)ショレとカルロッタの賑やかバカップル感が愛おしかった。

 

ついこの役作りの違いは感じるところから色々考えられて楽しい。

あーさシャンドンは、一代で財をなした農場出身

(気を許すとがさつさが出てしまう、根は素直な青年)で、

共通点を感じるのも含めてクリスティーヌに素で惚れた、

あーさのいわはる通り、初めての本気の恋、というのを感じさせる。

だから、ファントムとも同じ目線で戦う感じ。

その点であーさにギャツビー(グレート・ギャツビー)が合いそう。

なんて思ったり。

あの人の良さがにじみ出る悲しさをまとったままピンクのスーツを着こなせる。

ディカプリオ風になりそう。

 

凪様シャンドンは、期待してた王子感を振りまいていて、

まあファントム勝てへんやろー、従者も陽の気にあてられた感が。を納得させる。

その華や輝き、気品は、姿勢の良さ、軸があるところからかなあ。

ビストロでのクリスティーヌを見たときも、

自分の目はやはり間違ってなかった、どや、プラス、

その予想をはるかに越えてきたことへの驚きや感動からの夢中、というちょっと一段上からの感じが、

中学生なファントムとの対比が整うので「これこれ」と思った。

逆にギャツビーじゃない。

泥臭さ、青臭さからの可愛さというより、どちらかに振ったところを表現できるのが味だなと。冷たい方向にも振れる。

そこが、凪様が違うなあと感じるところ。

このタイプのお芝居はしびれるものがある。好みです。